
ERP導入は、多くの企業にとって最大級のIT投資です。
しかし実務では、
・導入途中で方針が変わる
・部門調整で止まる
・例外対応が増える
といった問題が発生します。多くの場合、原因は意思決定モデルが存在しないことです。
1.ERP導入を難しくする構造
ERPは:
・業務
・組織
・IT
を同時に変えます。
2.成功企業が持っている「ERP意思決定モデル」
(1)Step① 経営判断
・標準化範囲
・統一範囲
・投資方針
(2)Step② 業務判断
・業務必要性
・業務差別化
・業務標準化
(3)Step③ IT判断
・パッケージ適合
・カスタマイズ
・アーキテクチャ
3.非常に重要:順序を逆にしない
多くの企業は、IT → 業務 → 経営になります。
4.ERP意思決定を成功させる3つの質問
(1)どこまで標準化するか
(2)どこを残すか
(3)どこに投資するか
5.ERP導入で最も重要な経営判断
例外をどこまで許容するか
6.ERP導入が成功する企業の特徴
・判断順序が明確
・例外管理が明確
・責任範囲が明確
7.まとめ
ERP導入の成否は、システムではなく、意思決定モデルで決まります。
ERP導入は、IT導入ではなく、経営判断・業務設計・IT実装を段階的に整理することが重要です。

